日本の食を支える、
養豚設備機器開発・建築メーカー

INTERVIEW.04

建築設計井田 智勝(1993年入社)
PROFILE.04

不動産関係の専門学校を卒業後、セキネに入社。建築設計部門に配属される。
最初の5年は実家の不動産屋を継ぐことばかりを考えていたが、しだいに図面作成が面白くなり、仕事に没頭。
現在は、全支店・営業所のお客様の要望に応えるため、日本各地を飛び回る毎日。1級建築施工管理技士。

全国に広がるお客様。
地域によっても
豚舎設計は異なる

何もない真っさらな状態から豚舎を設計していきます。お客様の要望を聞いてプランニングしていくのですが、養豚事業に対するお客様の考え方は千差万別。またセキネのお客様は全国に広がっているため、建設する地域によっても全く違う設計になります。降雪が多い地域と高温多湿な地域では豚舎の形状も導入する空調設備も異なり、ベストな選択を設計に反映していくことが必要なんです。金額優先で他メーカーと比較するお客様がいる中、当社の技術や設備性能を伝え、ご依頼いただくメリットに気づいていただくことも重要な仕事です。

人と人、信頼の好循環が
セキネの成長する力に
なっている

「これを入れて本当によかったよ」「言われた通りやってよかった」。心から満足している言葉をお客様から聞くことがやりがいです。自分自身、構想を練って更地から形にする達成感は大きく、次の仕事のモチベーションになります。お客様に有用な情報を提供し、いいものをつくれば結果として業績も上がる。そんな“信頼の好循環”がセキネの成長する力になっています。おかげさまで北海道から九州まで全国各地で人のつながりができました。多くの方に頼られている実感もあり、この仕事で築いた人のつながりは私の財産になっています。

真のエキスパートに
成長し、
究極の豚舎を
設計したい

豚舎・システムで追求するのは、豚がいかに効率よく健康に育つか。ライバルメーカーも一目置く商品の独創性を強みに、究極の豚舎をつくるチャレンジを重ねています。広い視野で見れば、私たちが取り組むのは日本の食を支え、社会に貢献する仕事です。美味しい豚肉を少しでも安く国民の皆様に食べていただくために、ライバルメーカーとの情報共有もいとわず、業界全体でボトムアップしていきたいと思っています。目指すのは、豚舎建築の真のエキスパートです。豚の生態をはじめ習得すべき知識は多く、学びは果てしなく続きます。

1日のスケジュール